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リンゴ(Ringo)は、1973年に発表されたリンゴ・スターのアルバム。 == 解説 == スタンダード・ナンバーのカヴァー集やカントリー・アルバムであった前2作に対し、本作はオリジナル曲で構成されており、リンゴの本格的なソロ第1弾アルバムといえる。 ビートルズ解散後としては初めて、元メンバー4人全員が参加したアルバム(ただし、4人全員が共演した楽曲はない)であり、当時大きな話題となった。ジョージ・ハリスンは楽曲提供の他、4曲でギターも担当。ジョン・レノン作の「アイム・ザ・グレーテスト」ではリンゴ、ジョン、ジョージの3人が共演。同曲は、ジョン自身によるリハーサル・テイクも存在し、『ジョン・レノン・アンソロジー』に収録されている。ポール・マッカートニーは「シックス・オクロック」を提供した他、「ユア・シックスティーン」にも参加。ビートルズと親交の深かったクラウス・フォアマンやビリー・プレストンも参加している。 他も豪華なゲストが参加しており、「ハヴ・ユー・シーン・マイ・ベイビー(ホールド・オン)」ではT・レックスのマーク・ボランが、「サンシャイン・ライフ・フォー・ミー」ではザ・バンドのメンバー4人が参加。また、5曲でリンゴとジム・ケルトナーのツイン・ドラムがフィーチャーされ、リンゴは本作のクレジットに、ジムのファン・クラブの問い合わせ先を掲載している。 1973年にはジョージ・ハリスンとの共作による「想い出のフォトグラフ」が、翌74年には「ユア・シックスティーン」が、それぞれ全米チャートでNO.1を記録。本作も全米2位を記録する大ヒットとなった。 ジャケット画はティム・ブルックナーによる。封入の歌詞ブックレットではクラウス・フォアマンがリトグラフを描いている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リンゴ (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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